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診療案内

皮膚アレルギー検査

1.アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)
身の回りの化粧品、植物、仕事で扱うもの等で皮膚障害を起こすことがよくあります。可能であれば原因を特定し、回避しましょう。

2.金属アレルギー
金属によるかぶれと全身に取り込まれた金属による金属アレルギーがあります。金属によるかぶれは、ピアス、腕時計、ネックレス、ベルトのバックルなどによるものがあります。皮膚病として、汗疱性湿疹や扁平対癬、掌蹠膿疱症などがあります。
原因検索として金属アレルギーの検査を行います。

3.薬剤アレルギー
原因不明の発疹が薬の副作用によって生じるときがあります。
治療の原則は原因薬剤の中止です。

1.2.3に関して原因検索のためパッチテストを行います。
原因と考えられる物質を背中や腕に2日間貼ります。2日後にはがして判定、また更に5日後に2回目の判定を行います。(3日間の通院が必要になります。)

4.食物アレルギー
特定の食物を食べた後2時間以内にじんましんを生じること。

5.ラテックスアレルギー、口腔アレルギー症候群
ゴム手袋などのラテックス製品の使用時に、接触部分にじんましんを生じることがあります。ラテックスアレルギーの方は、ラテックスと分子構造が似ている特定のフルーツ(バナナ、アボカド、クリ、キウイ等)を接取した時にアレルギーが生じることがあります。また、花粉症をお持ちの方が、花粉と構造の似たフルーツにアレルギーを起こすこともあります。(たとえばシラカバ花粉のアレルギーの方はモモ、リンゴ、イチゴを食べると口がイガイガする、腫れぼったいなどのアレルギーを起こす)

6.食物依存性運動誘発アナフィラキシー
小麦、カニ、エビを接取した後、体を動かすことによってじんましん(ひどい場合はアナフィラキシーショック)を起こすことがあります。

4.5.6の場合、原因検索として血液検査に加えてプリックテストを行います。
プリックテストは原因と考えられる物質を皮膚において実際にじんましんが誘発されるかで判定します。